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小劇場で鍛えられた相楽樹 初の大舞台

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、主人公の妹・鞠子役を好演していたのが記憶に新しい相楽樹。実は高校時代から東京の小劇場の芝居に何本も出演していたという彼女が、初の大劇場に進出する。その会見が大阪市内でおこなわれた。

演劇好きのマネージャーの影響で小劇場の世界にハマり、ついにはオーディションを通して出演するようになった相楽。「小劇場って、手作りの感覚がすごくあるんです。衣裳も自分たちの私服を持ち寄ったり、劇場に最初に入った日にはみんなで舞台セットを準備したり。そういう裏方の部分も全部演者がやるということを当たり前にやっているのを見てきたことは、すごく自分のためになっています」と、小劇場への愛着を語った。

相楽が出演する『黒蜥蜴』は、江戸川乱歩作の長編探偵小説を、文豪・三島由紀夫が戯曲化した作品。相楽は、美しい物に強い執着を持つ女盗賊・黒蜥蜴に誘拐される令嬢・早苗を演じる。「育ちのいいお嬢さんですが、実はちょっと秘密を持っていることが最後でわかるんです。この物語の大きなキーとなる役で、魅力的な役柄だと思います。早苗がどういう手段で(誘拐されて)いなくなるかとか、みなさんも一緒にこのミステリーを想像して、楽しんでもらえたら」と話した。

黒蜥蜴役は、舞台でもその演技を高く評価される中谷美紀。彼女と対決する名探偵・明智小五郎は、「ミュージカル界のプリンス」の異名を持つ井上芳雄が演じる。大阪公演は2018年2月1日~5日に「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて。チケットは12500円ほか、各プレイガイドで9月30日に発売される。

取材・文・写真/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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