開通前にマラソン、阪神高速大和川線トンネル

建設工事が進められている阪神高速6号大和川線のうち、三宝ジャンクションから鉄砲出入り口までの1.4kmが、1月28日に開通。それを記念したイベント『大和川クォーターマラソン』が21日に開催され、堺市民を含む1000人の参加者が開通前の高速道路トンネルを走った。

開通後は絶対に入場できない場所でのマラソンとあって、募集開始3日後には定員に達したというこのイベント。普段からよく走っているというマラソン経験者はもちろん、「めったにない機会だから」と家族や友人らと参加する人々など幅広い年齢層が集まった。

8時半頃、地元・堺の和太鼓演奏や一輪車パフォーマンスが開会を盛り上げ、一斉にマラソンスタート。阪神高速大和川線のトンネルと、大和川左岸河川敷の約10.6kmのコースを参加者は思い思いに走った。この日だけ特別に、トンネル内はプロジェクションマッピングやミラーボールでの光の演出が施され、電光掲示板には「ええペース!その調子やで」「ゴールまで完走めざしてがんばれ!」などランナーへのメッセージを表示。「車になったような気分で走れた」「高速道路はフラットなので走りやすくて気持ちよかった」「トンネルのなかはドキドキした」など、なかなかできない貴重な体験を楽しみながら完走していた。

13時からは、30を超える事業紹介ブースや大和川フォトギャラリー、光の演出を楽しみながら、高速道路トンネルを歩くことができる『ハイウェイウォーク』(3km)も開催。フリー参加(無料)で本日16時まで実施している。入場締め切りは15時まで。場所は南海本線「七道」駅から徒歩10分。

(Lmaga.jp)

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