佐久長聖・寺沢 両腕の苦難乗り越えた

 「全国高校野球・2回戦、聖光学院4‐2佐久長聖」(19日、甲子園)

 競い合い、助け合ったライバル両角との継投もむなしく聖地を去る。「チームメートに支えてもらって、連れて来てもらった。精一杯投げて打たれたので、悔いはない」。佐久長聖(長野)の寺沢星耶投手(3年)の目に涙はない。だが、その両腕には苦難の歴史があった。

 右腕は3歳の時。ストーブに手を置いてやけどを負い、右利きが左利きになった。そんな記憶も「左になったから佐久長聖に入れたし、最高の仲間と甲子園に来られた」と明るく振り返る。

 高校では1年から背番号1を付けたが、今度は左腕を苦難が襲う。2年秋の練習試合中に左肘を疲労骨折。夏に間に合うか微妙だったが、野球を続けるために手術を決断した。

 2カ月の入院後はリハビリ。4月に復帰したが、「思ったところに投げられない」と故障前とのギャップに悩んだ。復活を支えたのは両親や監督、部長、チームメート。「今ここにいるのは、その人たちのおかげ」と感謝した。

 この日、4失点した自身をリリーフし、無失点に抑えた両角とは「よく遊ぶし、負けたくない意地もある」という関係。「両角がいたから安心して投げられた。ありがとうと言いたい」と、夏に背番号1を譲ったライバルにも感謝した。

 試練を乗り越えて迎えた高校最後の夏は、感謝にあふれて終わった。「野球が好きなので」と、今後は大学で野球を続ける。

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