済美・安楽が開会式リハ参加「悔しい」

 「選抜高校野球開会式リハーサル」(20日、甲子園)

 第86回選抜高校野球大会(21日から12日間、甲子園)の開会式リハーサルが20日、行われた。天候が雨となったため、第76回大会以来10年ぶりにスタンドなどに移動して行う異例の措置が取られた。バックネット裏では主将のみが行進した。また前年の優勝旗返還のため浦和学院(埼玉)の小島和哉主将(3年)、準優勝旗返還に済美(愛媛)の安楽智大主将(3年)らも参加した。

 準優勝旗を返すためだけに帰ってきた。3回戦で敗れた昨夏以来の甲子園。出場校の主将たちを眺め「うらやましい。次に、悔しい」と複雑な胸中を口にした安楽は、続けて再起にかける思いを力強く語った。

 「悔しさをバネに戻ってきたい。夏にここで進化した自分を見せられると思う。慌てる必要はない。ゴールデンウイークにピークを持っていきたい」

 昨年9月の秋季愛媛大会1回戦で右肘に違和感を訴え、「右肘尺骨神経麻痺(まひ)」と診断された。冬場は下半身強化に専念。全力投球できるまでには思いのほか時間がかかった。初めてブルペンで捕手を座らせて投げたのが1週間前。18日にシート打撃に登板した。ようやく本格的な投球練習を再開したばかりだ。

 24日から春季愛媛大会の地区予選が始まるが、上甲正典監督(66)からは「投げさせるつもりはない」と告げられたという。あくまで目標は夏。練習試合で1イニングの登板から始め、徐々に投球回数を増やしていくプランだ。

 昨年センバツ決勝で対決し、優勝旗を返しに来た浦和学院のエース・小島和哉投手(3年)とは「春は通過点。勝負は夏」と語り合った。GWに完全復活‐。あえて春の聖地から視線をそらし、怪物右腕はじっくりと準備を進める。

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