連投OK!済美・安楽は先発&抑え併用

 「練習試合、18U日本代表3‐1関学大」(27日、関学大グラウンド)

 野球の18歳以下(18U)ワールドカップ(30日~9月8日・台湾)に出場する日本代表チームが27日、兵庫県西宮市内で関学大と練習試合を行い3‐1で勝利した。無安打無得点リレーした前日の関大戦と同じく4投手の継投で2連勝。九回の1イニングに登板した安楽智大投手(2年)が無安打、振り逃げ1を含む3連続三振を奪い、先発、抑えでの連日登板に手応えを感じとった。

 2日連続で九回のマウンドを任された安楽は、振り逃げ1を含む3三振と中飛に封じた。最速は144キロだったが「先発とあまり変わらない。初回と九回の大事さが重なっているのが抑え」と、代表で初体験したポジションも難なくこなした。

 西谷浩一監督(43)は安楽について「九回に登板したのはたまたま」とし、「(済美)上甲監督から『投げて(調子を)上げていくタイプ』と聞いている。いろいろできる投手」と先発、抑えでの併用を想定。大会は予選第1Rが5連戦、同第2Rと決勝Rに進めばさらに4連戦と続く。安楽は「1週間で200球の投げ込みもしてきた」と連日の登板も辞さない構えだ。

 西谷監督は初戦のカナダ戦のオーダーについて「だいたい固まった」と話した。この日の1~6番は前日と同じスタメンで、初回に3連打を放ち先制した3番・森友、4番・園部、5番・内田が理想的なクリーンアップになりそうだ。

 試合後は大会の延長特別規則に沿った十回無死一、二塁からのタイブレークを練習。高橋由、山岡が登板し、攻守の動きを確認した。この日で合宿を打ち上げ、28日に渡台する。

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