神戸国際大付が報徳下し12年ぶりV
「春季高校野球兵庫大会・決勝」(6日、明石トーカロ)
神戸国際大付が報徳学園を下し、12年ぶり2度目の春季兵庫大会優勝を果たした。25日開幕の春季近畿区大会(奈良・佐藤薬品スタジアム)に出場する。
背番号「10」の左腕・大園祐也投手が8安打2失点で完投し、3年生の貫禄を見せた。「優勝しか考えていなかった。早めに2ストライクを取ることを意識した」と振り返る。普段は2年生右腕・横谷の救援で登板することが多く、先発は8回2安打15奪三振完封でコールド勝ちした2回戦・対市川以来。青木尚龍監督(48)は「大園は今大会で調子がよく、今日は頑張ってみろと送り出した」と勝負を託した。
報徳学園は2年生右腕・中村誠投手が先発したが、二回に3ランを浴びるなど課題が残った。