どうも、面白くない記者の小林です。今週は木曜の朝から美浦トレセンで取材をしました。３日間開催明けで木曜がメインの追い日となり、菊花賞に出走予定のアスクビクターモアとドゥラドーレスも木曜日に追い切りを行いました。

　今年の菊花賞は皐月賞馬ジオグリフ、ダービー馬ドウデュース、両レースで２着だったイクイノックスが不在で、春のクラシック連対馬がいないという事態が発生しており、実績不問のレースになりそうです。関東馬はこれまでの実績からアスクビクターモアは注目の存在となるでしょうが、記者が気になるのはドゥラドーレスです。重賞未勝利馬ですが、ポテンシャルは重賞級だと思っており、気になるのは距離だけ。３０００ｍがプラスになるとは思えないだけに、今回は見送りかなと思っていました。木曜に宮田師を取材するまでは。

　宮田師は「前走は内容、結果ともに最高のものでした」と前走のレースぶりを評価した上で、今回の距離については、折り合い面の観点から「この中間にハミを替えて良くなりました。これなら距離もこなしてくれると思います」と対策を説明した上で手応えをつかんでいました。距離さえ克服することができれば面白い存在になりそうです。