【東京８Ｒ・３歳上500万下】

　加藤征弘厩舎の今週の出走馬は、勝ち星を計算できる強力ラインナップ。◎ストロボフラッシュもかなり高い確率で勝てると思っている。４走前に中京で１０００万２着の実績。降級戦となった前走は、行きたがるところを控えたことが敗因だ。「１０００万のペースから５００万のペースに対応できず、折り合いを欠いてしまった。ただ、あんな馬ではない。入念に仕上げたし、ペースが合わないようなら、逃げても構わないと鞍上に伝えておく。リズム良く走れれば、まず上位争い」。単勝＆馬連で狙う。

【東京11Ｒ・オーロカップ】

　半数が信越Ｓからの参戦。そこで最先着を果たした◎ディバインコードは、当時の出来がおそらく７割程度。見た目にも余裕があり、その影響か、瞬時に反応できなかったが、センスと地力で３着を確保。収穫は大きかった。叩いた今回の追い切りは、イスラボニータとの併せ馬。さすがに手応えで見劣ったが、食らい付いた内容は上積みを感じさせるもの。外差しが決まる今週の東京の馬場なら、この枠も悪くない。単勝＆馬連。

【東京12Ｒ・３歳上1000万下】

　逃げて結果を出したドゥリーミンと、逃げてこそのウェイトアンドシー。ガチのハナ争いに加えて先行勢も多数…ペースが落ち着くことは考えにくい。◎ディアコンチェルトには願ってもない状況だ。乗り方が難しく、前走も徐々に加速し外を回すレースぶり。展開、コース形態を考えれば④着も仕方がない。スムーズに折り合えて、直線の長いコースなら慌てる必要はない。ここは差し切れる。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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