【6月24日の展望】ここから快進撃を期待/日野特別
【夏至S】
◎クロフネビームスは、今年に入ってから5着、14着、7着、6着と苦戦を強いられているが、昨秋は1000万の茨城新聞杯を勝ち上がってから準オープンに勝して3着、2着、2着の好成績。SP指数も中山・仲冬Sで569の高指数をマークしたので、準オープンにメドを立てていた馬。近走は指数的にも力を出せていない。人気も徐々に下降気味だけに、復調を期待して狙いたいところ。
【大沼S】ダートのオープン戦。ここは重賞戦線で力を示してきた馬も、下級条件から連勝で勢いに乗った馬もいないメンバー構成。少し見どころという点で乏しいオープン戦となった。
◎メイショウスミトモは、昨年の夏にオープンを連勝。小倉・阿蘇Sと中山・ラジオ日本賞と小回りのコーナー4つのコースで結果を残した。SP指数も、そのラジオ日本賞で613の高指数をマークした。その後、強いところにぶつけて苦戦してきたが、近4走のSP指数はポルックスS573、総武S574、マーチS584、アンタレスS561と悪くない。このくらいのメンバーならチャンスは十分にありそうだ。
【日野特別】例年、降級馬が大挙出走してメンバーレベルが高くなる傾向の日野特別。例えば昨年の5着馬のレッドゲルニカは、きょうの東京メーン・夏至S(準オープン)で人気の一頭。500万からオープンの欅S3着までトントン拍子の出世。このように、以後の活躍馬を多数輩出するレースでもあるので要注目の一戦だ。
今年も降級馬10頭がそろい、スピード指数も500万クラスのボーダーライン450を超える馬が7頭と、非常に見応えのあるメンバーになった。なかでも◎タイセイスペリオルは、指数的に見てもオープン入りまで追いかけたい一頭。
デビューから順調に使えず、4歳馬ながらまだ5戦のキャリア。それでも新馬と500万クラスで結果を残し、1000万クラスの昇級戦で541の高指数をマークした実力馬だ。7カ月ぶりの前走を無難に乗り切り、実質的に今回がリスタートの一戦。ここから快進撃を期待したい。
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