【12月25日の展望】最強世代を証明/有馬記念

【有馬記念】

 皐月賞史上の最高SP指数611で快勝したディーマジェスティはジャパンCで、世代のダービー馬・マカヒキは凱旋門で見せ馬なく敗れた。今年の牡馬クラシック上位組は、近年まれにみるハイレベルと言ってきただけに、想定外でショッキングな大敗だった。それでも最後は菊花賞馬◎サトノダイヤモンドで志貫徹。春の2冠を譲った2頭の株価を回復する形で、一年を締めくくってもらいたい。

 皐月賞でマークしたSP指数592は、世代を超えて現役トップクラスが集う有馬記念でも文句なく1位。勝てなかった皐月賞やダービーのような、スピードの持続力が問われるレースになると取りこぼすこともあるが、例年の有馬記念のような、序盤スロー、2周目3コーナーから一気にペースアップするようなメリハリが求められるレースでは、本当に強い競馬を見せてくれる。前を行くキタサンブラックを直線の入り口で捕らえるようなイメージ。直線は独走になる見立て。春に先着を許した2頭の株価を回復するような圧勝を期待したい。

【ホープフルS】

 ◎レイデオロは、新馬、葉牡丹賞を連勝。葉牡丹賞で見る者に”切れる”印象を与えたが、数値で表現すると上がり指数は新馬戦の方が高い。超スローペースを前めで運んで、着差は1馬身1/4差の小差が地味に映ったか。指数で葉牡丹賞を評価するならSP指数の444。前半1000m通過が61秒0と流れことで上昇した。何より、展開不問で結果が出せるあたりが資質と言えるだろう。

【カウントダウンS】

 準オープンに昇級してから、早々にメドを立てていた◎ザトゥルーエアー。初勝利がデビューから5戦目だったのをはじめ、各クラスで好走と大敗を経験しながら、苦労して地力強化を遂げてきた。それが準オープンの昇級直後から3着、2着、4着の好成績で、いきなりメドを立てた。特に2走前の名古屋城Sは584の高指数マークする充実ぶり。これだけやれればオープンに上がっても恥ずかしくはない。今回は8カ月ぶりの実戦がポイントとなるが、帰厩直後から好時計をマークして、順調に乗り込まれてきただけに、初戦から能力全開が期待できそうだ。

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