【日曜・東京１１Ｒ・ユニコーンＳ】

　◎インダストリアはＮＨＫマイルＣ５着馬。これだけの馬だけに「こなせるレベル」ではパスしたはずだ。馬体、走法から、恐らくは『鬼』。デビュー前から宮田師も「パワフルで芝でもダートでも走れる」と砂適性の高さが感じ取れるコメントを発していた。実際、ケイコで見せるフォームは重戦車のよう。それでいて、楽々と時計が出ている。前進気勢もあって、砂をかぶっても大丈夫な性格。ワンターンで伸び伸びと走れる条件も合っており、ここで狙わない手はないだろう。相手を絞って勝負する。

【日曜・東京８Ｒ・３歳上１勝クラス】

　◎パラレルヴィジョンは経験馬相手のデビュー戦を快勝。道中は遊び遊びの追走で、ポテンシャルの違いを印象づけた。その前走からしっかりと間隔を取って、馬体、気性ともに確かな成長を見せており、中間の追い切りの動きも文句なし。２連勝を飾る。

【日曜・東京１２Ｒ・３歳上１勝クラス】

　前走の◎キタノブレイドは３カ月ぶりで１２キロ減。その影響もありテンションは高かったが、前２戦がうそのようなスタートから直線もあっさり抜けて後続を完封。大きな成長を感じさせるレースぶりだった。中間のケイコもバリバリ動いており、数字以上に切れのある走りを見せている。上昇度はメンバー一番。手の合う鞍上で再度東京同舞台…２連勝を期待する。○コングールテソーロが相手に。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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