チカポコはいったん放牧へ

 「POG2歳馬特選情報」(6日)

 〈栗東〉先週の福島で新馬戦Vのチカポコ(牝、西園正)は、いったん放牧へ。「攻め馬通りに、上手に走ってくれた」と西園正師。次走は新潟2歳S(8月28日・新潟、芝1600メートル)と小倉2歳S(9月4日・小倉、芝1200メートル)の両にらみ。

 九州産限定の新馬戦を6馬身差で快勝したサツマノオンナ(牝、新谷)は、ひまわり賞(8月27日・小倉、(九)芝1200メートル)で連勝を目指す。「ダメージはなかった。このまま順調に行けば」と新谷師。僚馬で、先週の小倉未勝利戦を勝ち上がったウメムスビ(牡)は、フェニックス賞(8月13日・小倉、芝1200メートル)へ向かう。「速い時計など、いろいろな面で対応できたのは収穫」と同師。

 〈美浦〉16日の福島5R(芝1800メートル)でデビュー予定のヤングローゼス(牡、父エピファネイア、手塚)がWで素軽い動きを披露した。オーナーは『ウマ娘』でおなじみのサイバーエージェント社長・藤田晋氏。手塚師は「瞬発力がありそうなタイプです」と好感触だ。僚馬のウインアイオライト(牝、父スクリーンヒーロー)もWで追われた。全兄は谷川岳S-米子Sを連勝中のウインカーネリアン。初陣は31日の札幌5R(芝2000メートル)か8月7日の札幌5R(芝1800メートル)を予定。15年ローズSを制したタッチングスピーチを母に持つキングズレイン(牡、父ルーラーシップ)は17日の函館5R(芝1800メートル)でデビューする。

 〈函館〉函館2歳S(16日・函館、芝1200メートル)の1週前追い切り。クリダーム(牡、須貝)は函館Wで5F70秒8-40秒5-12秒4を計時して、ルクスレジーナ(3歳未勝利)に3馬身先着。騎乗した荻野琢(レースは武豊)は「先週までは“大丈夫かな?”という感じだったけど、きょうはさすがの動き」と納得の表情だ。スプレモフレイバー(牡、久保田)は吉田隼を背に、同5F70秒5-40秒1-12秒5。大きく先行したゼフィアス(3歳未勝利)に1馬身先着した。鞍上は「時計は予定より遅くなったけど、スッと動けていた」と及第点を与えた。

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