「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２３日）

　〈栗東〉新種牡馬アメリカンペイトリオット産駒のパウダリースノー（牝、吉村）は、７月１１日の小倉６Ｒ（牝、芝１２００メートル）でのデビューを目指す。「しっかりとしているし、このくらいの距離が合いそう。４６０キロくらいあるし、牝馬としてはいい体をしているね」と吉村師。

　１３日の中京新馬戦で２着に入ったインプロバイザー（牡、音無）は、７月３日の小倉１Ｒ未勝利戦（芝１２００メートル）で初勝利を目指す。１９日の東京新馬戦で４着に終わった良血馬マイシンフォニー（牝、松永幹）は放牧へ。「いい脚だったし、ノーステッキで（武）豊がうまく競馬を教えてくれたね。悲観するような内容じゃない」と松永幹師。

　〈美浦〉今週の新馬戦を予定していたパラレルヴィジョン（牡、父キズナ、国枝）は出走を見送ることになった。「左トモの歩様に納得いかない部分があった。そこまで深刻ではないけど、放牧で立て直して新潟あたりのデビューになると思う」と国枝師。

　１９日の東京未勝利戦で初Ｖを決めたコムストックロード（牝、中野）は、ダリア賞（８月７日・新潟、芝１４００メートル）へ。同日の東京新馬戦を快勝したアライバル（牡、栗田）は２３日に福島県のノーザンファーム天栄に放牧。次走は未定。