ダイワクンナナ放牧 デビューは夏以降に
「POG2歳馬特選情報」(9日)
〈栗東〉18年橘Sを制したマドモアゼルの半弟ポールトゥウィン(牡、父ヴィクトワールピサ、西浦)は、21日の中京5R(芝2000メートル)でデビュー予定。「距離は持ちそう。気性も素直で、走りもいいから期待しているよ」と師。僚馬で6月23日の阪神新馬戦で2着だったメイショウボサツ(牡)は、20日の中京1R(芝1600メートル)で初勝利を狙う。
クロフネ産駒のメイショウベンガル(牡、松永昌)は、27日の小倉6R(芝1200メートル)で初陣を予定。鞍上は武豊。「気が勝った馬。スピードもありそう。体は470キロくらい」と師。
〈美浦〉G1・4勝の名牝ダイワスカーレットを母に持つダイワクンナナ(牝、父ノヴェリスト、国枝)は、来週の福島デビューを予定していたが、放牧に出されることになった。「大したことはないが、少し脚元がモヤモヤしてきたので、デビューは夏以降になりそうです。大物感があるし、あまり追い込まない方がいいと思います」と佐藤助手は今後の見通しを語った。
〈函館〉17年オークス馬ソウルスターリングの半妹スパングルドスター(藤沢和)が9日、滞在していた函館競馬場から宮城県の山元トレーニングセンターへ移動した。デビュー戦は未定。6日の函館で新馬戦を勝ったリュウノゲキリン(牡、牧田)、同日の函館未勝利戦を制したケープコッド(牝、高柳瑞)、7日の函館未勝利戦を勝ち上がったメイショウナパワン(牡、飯田祐)は函館2歳S(21日・函館、芝1200メートル)へ向かう。