「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２７日）

　〈栗東〉２５日の京都で未勝利を制したヒルノダカール（牡、北出）はホープフルＳ（１２月２８日・中山、芝２０００メートル）へ向かう。鞍上は引き続き松田。京都２歳Ｓ２着のブレイキングドーン（牡、中竹）も福永とのコンビで同レースへ。５着ショウリュウイクゾ（牡、佐々木）は福寿草特別（１月５日・京都、芝２０００メートル）に向かう。

　池江厩舎から２頭の良血馬がスタンバイ。ハーツクライ産駒のルデュック（牡）はゲート試験に合格。１２月１６日の阪神５Ｒ（芝２０００メートル）でデビュー予定。「距離はいい。走ってくれると思います」と師。鞍上はルメールを予定。ディープ産駒のリスト（牡）は今週入厩。武豊とコンビを組み、１２月２２日の阪神５Ｒ（芝１８００メートル）で初陣を迎える。「ガチッとしてきた。脚元は問題ない」と師。

　１０日の東京で新馬を勝ったジョーマンデリン（牝、清水久）はつわぶき賞（１２月９日・中京、牝、芝１４００メートル）へ。２４日の京都で新馬Ｖを決めたグランデルカク（牡、吉田）は１２月１６日の阪神７Ｒ（ダート１８００メートル）に向かう。

　〈美浦〉次週の阪神ＪＦ（１２月９日・阪神、芝１６００メートル）に出走するウインゼノビア（牝、青木）は、松若との新コンビで臨むことになった。ベゴニア賞を勝ったアントリューズ（牡、栗田徹）は、シンザン記念（１月６日・京都、芝１６００メートル）を視野に入れる。２５日の東京で未勝利を勝ったスペキュラース（牝、高橋祥）は、ひいらぎ賞（１２月１５日・中山、芝１６００メートル）に向かう予定。