姉が桜制覇 ハリーレガシー期待
「POG2歳馬特選情報」(19日)
前日に続き、14日に産地馬体検査を受検した早来地区の牡馬を紹介する。社台ファームで注目を浴びたのが、ハリーレガシー(父ヴィクトワールピサ、母バルドウィナ、栗東・音無)。全姉ジュエラーは桜花賞で豪快に差し切りを決めた。「姉と同じく馬っぷりがいい。この血統はみんな走りますよ」と同ファームの青田力也氏は弟にもクラシックVの期待を寄せている。
ヘルデンレーベン(父ヴィクトワールピサ、母メイキアシー、栗東・須貝)は迫力十分の馬体。半兄には短距離路線で活躍中のブラヴィッシモを持つ。「動きが大きいけど持て余さない感じ。良くなるのは夏ごろになりそうかな。トップに立ってほしい逸材ですよ」と目指すはG1制覇だ。
08年桜花賞3着馬ソーマジックを母に持つソーグリッタリング(父ステイゴールド、栗東・池江)。「490キロくらいあるけど、動きが機敏。母が獲れなかった“G”のタイトルをこの馬で」と強い思いを口にした。