白毛馬がクラシック初V!純白の桜女王・ソダシの軌跡をデイリー紙面で振り返る

純白の桜女王が誕生!ソダシがデビューから無傷5連勝で桜花賞を制覇。白毛馬としては初となるクラシックVを果たしました。“ツヨカワ牝馬”のこれまでの軌跡をデイリースポーツ紙面で振り返ります。

公開日:2021.4.12

個性派白毛馬・ブチコの娘として注目

初めてデイリースポーツにソダシが登場したのは2020年7月9日付紙面。「トレセン25時」という記者コラムでした。

2020年7月9日デイリースポーツ紙面
ブチコの初子・ソダシがデビュー 北の大地で純白の馬体が駆ける

 祖母シラユキヒメから続く白毛一族の3代目が登場。12日函館5R(芝1800メートル)で、ソダシ(牝2歳、父クロフネ、栗東・須貝)が初陣を迎える。ブチ模様の個性的な外見で話題を呼んだブチコの初子は、6月17日に函館入りしてから順調にケイコ本数を重ねてきた。

ブチコの初子・ソダシがデビュー 北の大地で純白の馬体が駆ける

 ターフに映える純白の馬体に、須貝師も「今まで芦毛は厩舎にいたけど、白毛を預かったのは初めて。きれいやね」と思わず見とれるほどだ。

ブチコの初子・ソダシがデビュー 北の大地で純白の馬体が駆ける

 「母はゲートに課題があったから、ゲートに関しては時間をかけて慎重にやってきた。血統はダート向きでも洋芝には適応できる。パワータイプだから、少し緩い馬場の方がいいかな」

ブチコの初子・ソダシがデビュー 北の大地で純白の馬体が駆ける
【POG】白毛馬ソダシ、芝デビュー初V 吉田隼「能力通り。距離も問題なかった」

 「新馬戦」(12日、函館)
 純白の馬体が北の大地で躍動した。ブチ模様の個性的な外見で話題を呼んだブチコの初子で、3番人気のソダシ(牝2歳、父クロフネ、栗東・須貝)が、白毛馬としてJRA初となる芝での新馬勝ちを決めた。

【POG】白毛馬ソダシ、芝デビュー初V 吉田隼「能力通り。距離も問題なかった」

 吉田隼は「スパッと切れないので早めに動いて行きました。きょうのところは能力通り。距離も問題なかったです」と笑顔。

【POG】白毛馬ソダシ、芝デビュー初V 吉田隼「能力通り。距離も問題なかった」

見た目だけじゃなかった!アイドルホース誕生

その白毛の美しさで注目されたソダシでしたが、実力も凄かった!2戦目で歴史的Vを果たします。当時のデイリースポーツでも終面で扱うほどでした。

2020年9月6日デイリースポーツ終面

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