今年の競輪界№1を決めろ! KEIRINグランプリ2017出場9選手

30日に平塚競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2017」。出場9選手の今年の実績を振り返る。「グランプリレーサー」の称号と賞金1億円を手にするのは誰だ?

公開日:2017.12.27

 「日本選手権競輪・G1」(5月7日、京王閣) 三谷竜生(29)=奈良・101期・S1=が4角3番手から鋭く伸びて優勝。初のG1タイトルと賞金6500万円(副賞含む)、KEIRINグランプリ2017の出場権を獲得した。

【競輪】三谷が初G1制覇!奈良支部から初ヒーロー誕生

 父の典正さん(49期、引退)に兄の政史(93期・S2)、将太(92期・S1)と“競輪一家”に生まれ育った。競輪転向前は実業団で活躍した父と同じように、竜生も大学まではラグビーに熱中した。

【競輪】三谷が初G1制覇!奈良支部から初ヒーロー誕生

③平原康多(埼玉・35歳) 全日本選抜V 一番乗り果たした関東のエース

【競輪】平原G1V7!競輪祭に続き連覇、17年GP出場一番乗り

 「全日本選抜競輪・G1」(2月19日、取手) 自在に立ち回った平原康多(34)=埼玉・87期・SS=が直線で鋭く抜け出し、昨年11月の競輪祭に続いてG1連覇を達成した。G1優勝は通算7回目。優勝賞金3000万円(副賞含む)とKEIRINグランプリ2017の出場権を獲得した。

【競輪】平原G1V7!競輪祭に続き連覇、17年GP出場一番乗り

 さばいて、まくって、一気差し。平原は会心の優勝に、ゴール後は右手で大きなガッツポーズをつくった。取手競輪では、開場66年目で初開催のG1戦。関東勢の選手は「地元の武田さんのために」の思いで一致団結していた。平原は3日間連続で、連係した武田の先導役。「武田さんが後ろでプレッシャーもあったけど、そのおかげで、いい走りができたと思う」と勝因に挙げた。

【競輪】平原G1V7!競輪祭に続き連覇、17年GP出場一番乗り

④深谷知広(愛知・27歳) 賞金ランク7位 G3では3勝、3年ぶりに帰って来た!

【競輪】青森競輪G3は深谷知広が連覇

 「みちのく記念・G3」(9月26日、青森) 深谷知広(27)=愛知・96期・S1=が最終1角からまくりを決めて青森記念を連覇。4月高知、8月川崎に続き今年3回目のG3優勝を飾り、優勝賞金360万円を獲得した。G3優勝は通算16回目。

【競輪】青森競輪G3は深谷知広が連覇

 レースは深谷-稲川-椎木尾-神田、松浦-園田、新山-神山-石川で周回。打鐘を合図に新山が先行態勢に入ると、4番手の深谷は最終1角過ぎから踏み上げて一気に加速。追走の稲川でさえも離れてしまう異次元のスピードで後続に5車身差をつけた。

【競輪】青森競輪G3は深谷知広が連覇

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング