【15日 船橋11R ダイオライト記念・Jpn2】地力強化したセイカメテオポリスに期待

 ミューチャリーが戻ってくる。21年JBCクラシック(金沢)の覇者で、その年のNAR年度代表馬。昨年の当舞台3着後、船橋競馬場の改修工事の影響もあって、デイリー盃大井記念15着、日本テレビ盃13着と極度のスランプに陥った。

 「もう一度、本来の姿を…」と陣営は目標を立てず再生を決断。5カ月半ぶりの登場に「順調に乗り込んできたけど、まだ八分ぐらいかな。どこかで一度使わないとね」と矢野義師。まずは次につながる走りを見たい。

 ◎は昨年の5着馬セイカメテオポリス。ミューチャリーには0秒1差だった。脚質的にも一昨年の戸塚記念V以降、勝ち切れていないが、ここへきての地力強化が著しい。昨秋の白山大賞典(金沢)4着、続くJBCクラシック(盛岡)、名古屋グランプリとJRA勢にもまれてきたことも大きいだろう。前走時の馬体重はキャリアハイの549キロ。デビュー戦から40キロ増と、馬体面でもパワーアップしている。

 前走の金盃は3着。直線外から駆使した末脚は目立ったが、最後は展開のあや。負けて強しを印象づけた。今回は矢野貴へのスイッチだが、デビュー戦からコンビを組み、全3勝を挙げるなど〈3116〉。馬券圏外になったのも、ジャパンダートダービー11着を除けば、いずれも掲示板確保と好相性。コースも2度目で、交流レースの速い流れも向くはず。序盤スムーズに流れに乗れれば、直線だけで届く。単複③。

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