【地方競馬】大井のモジアナフレイバーが引退 重賞V4に加え南部杯3着など活躍

 南関東重賞V4を誇るモジアナフレイバー(牡7歳、大井・福永敏)の引退が24日、TCKから発表された。通算戦績は28戦10勝だった。

 2018年の羽田盃、東京ダービーはいずれも4着だったが、12月に勝島王冠・S2で初重賞制覇。19年デイリー盃・大井記念で初のS1制覇を果たすと、12月には勝島王冠を連覇。昨年には川崎マイラーズ・S3を制した。

 19年東京大賞典・G1で3着、20年マイルチャンピオンシップ南部杯・Jpn1で3着など、ダートグレード競走のトップレベルで活躍。JRAの舞台にも参戦し、新型コロナウイルスの影響でドバイ遠征は白紙となったが海外挑戦も計画するなど、地方馬の代表格として君臨した。

 18日の川崎マイラーズは1番人気に推されたが6着。翌日に故障が判明し、これがラストランとなった。「翌日の歩様が悪く、エコー検査をして左前の繋靱帯(けいじんたい)炎が判明。レース中に脚元を痛めたようで、故障なくきていた馬が軽くはない症状となったため、無理をさせることはできないと思ってオーナーと相談して引退することに。今後はオーナーのプライベート種牡馬として調整中です。常に一生懸命走ってくれた馬。おつかれさまです」と福永敏師からは経緯と、ねぎらいの言葉が語られた。

 大井競馬場では26日の12R終了後、引退セレモニーを実施。セレモニーはインターネット中継でも放映される予定となっている。

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