【地方競馬】テンマダイウェーヴが園田オータムトロフィーを圧逃V 3回目の重賞制覇達成
「園田オータムトロフィー」(5日、園田)
好発から主導権を握った3番人気のテンマダイウェーヴが、直線で迫る2番人気の兵庫ダービー馬・バンローズキングスを4分の3馬身封じて逃げ切り勝ち。3回目の重賞制覇を成し遂げた。3着争いも2頭の際どい勝負となり、8番人気のチャービルが1番人気の菊水賞馬・ジンギに鼻差先着した。
兵庫2歳チャンピオンのテンマダイウェーヴが、見事な逃げ切り勝ちで復活。2歳時の園田ジュニアカップ(18年12月)以来となる勝利で3回目のタイトルを獲得した。
「何が何でも行くつもりだった」とコンビを組んだ杉浦健の戦前からの強い意志通りに主導権を握ったテンマダイウェーヴ。3角過ぎにペースを上げて後続を引き離し、直線も脚色は衰えることない。迫ってくる後続勢を封じてゴールした。
「2歳チャンピオンとして(春シーズンは)悔しかったし、力を証明できてよかった。3歳になっても成長していますし、まだこれからもやってくれるはず」と相棒の復活を喜び、さらなる活躍に期待を寄せた。
管理する新井隆師は「今日は全てがうまくいきました。この後は休みを入れて、それから今後を」とひと息入れる模様だが、次走ではさらに成長した姿が見られそうだ。