【土曜・阪神４Ｒ・２歳未勝利】

　デビュー戦の◎スリーコーズクライはスッとハナを切り、最後までしぶとく脚を伸ばして小差の②着。ゆったりとしたペースで運べたとはいえ、上がり３Ｆは１１秒２－１１秒０－１１秒０のハイラップ。これだけの脚を使いながら差されたのだから、勝ち馬を褒めるほかはない。初戦こそ逃げの手に出たが、このラップが示すように瞬発力もある。叩き２走目で経験値を積んだ今回はさらに動けるはずだ。

　相手は○メイショウケアラシ、▲スターズプレミア、×スワーヴドン、☆ポテンシャルリアル、△マドルガーダ、△ラインハイト、△プティシュシュ。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・中山１１Ｒ・グレイトフルＳ】

　前走の◎モズベッロは中団からあっさりと抜けだす強い勝ちっぷり。馬体の充実やケイコの動きから、いよいよ軌道に乗ってきたとみる。２走前は中山コースで惨敗したものの、大きく出遅れたうえ、行き脚もつかず流れに乗れなかったのが敗因。前走できっちりと修正できたあたり、今回もクリアできるはずだ。本格化すれば重賞でも活躍できるとにらんでいる一頭。ここも好勝負になる。

　相手は○バイマイサイド、▲マスターコード、×ハナズレジェンド、☆ロサグラウカ、△フェイズベロシティ、△フォイヤーヴェルク、△ノチェブランカ。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・阪神１１Ｒ・阪神Ｃ】

　阪神内回り１４００ｍはテンからハイラップが続いて上がり勝負になりにくい特殊な舞台。スピードの持続力とタフさが求められる傾向にある。それにぴたりと当てはまるのが◎フィアーノロマーノだ。ここ２戦の惨敗は京都の外回りや府中の上がり勝負でのものだけに度外視できる。激流のなか正攻法の競馬をして押し切った３、４走前こそがこの馬の真骨頂。鞍上にスミヨンを配してきたきたあたりも勝負気配がプンプン漂う。ここが狙い目とみた。

　相手は○レッツゴードンキ、▲グランアレグリア、×グァンチャーレ、☆シヴァージ、△マイスタイル、△メイショウショウブ、△スマートオーディン。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【先週の推奨馬成績…１２月１４日＝⑦④⑧着、１２月１５日＝⑧③④着】　

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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