【玉野競輪】元巨人軍の宮崎一彰 強豪相手でもダイナミックに駆けていく

 「ミッドナイト競輪・F2」(18日、玉野)

 元プロ野球選手の宮崎一彰(45)=高知・99期・A1。明徳義塾高、法政大、いすゞ自動車と進み、アメリカの独立リーグへ。1999年のドラフト会議で巨人に指名されて入団。西武に移籍後に戦力外通告を受け、四国アイランドリーグへ。その後、競輪選手を志し、2009年に日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)へ。卒業後の11年1月に競輪選手としてデビューした。

 競輪選手としては自力だけでなく、マークもこなす自在型。野球時代と同じでユーティリティープレーヤーとして奮闘している。

 今期(7~12月)は前期(1~6月)から続いてA級1班。前場所の防府こそ9、6、9着と大敗続きだったが、今場所の初日(5R)は2着。勝負どころで先行した安本昇平(山口)-平坂典也(広島)後位を確保。その後、内から外から攻め込まれ、いったんは後退したが、直線に入って車を外に持ち出し、鋭く伸びて2着。状態に関して問題はなさそうだ。

 準決は9Rに登場。前期S級2班で、初日特選9Rを制した佐伯亮輔(岡山)が強敵だが、気配のいい宮崎も一発攻勢を虎視たんたんと狙っている。山中崇弘(高知)を連れて、猛然とスパートするだろう。

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