【玉野競輪】地元デビューで完全優勝を狙う野上竜太 単騎でもアツい走りを披露する

 「ミッドナイト競輪・ミッドナイト競輪アワ~in玉野・F2」(3日、玉野)

 7月にデビューした野上竜太(23)=岡山・115期・A3=は、初めて地元の玉野バンクで実戦に登場。前2場所(6走)は5回も2着に入ったものの、1着がなかった。

 今場所は初日から快走。「走り慣れています」という玉野バンクで思う存分に暴れている。初日7Rは打鐘4角手前からスパート。上原直樹(岡山)を振り切り、デビュー初1着を飾った。勢いづいた野上は準決7R、打鐘から豪快に仕掛け、同期の三浦貴大(岐阜)を沈めたうえ、野上マークの喜納隆志(沖縄)、まくり追い込んできた相馬竹伸(青森)を振り切って1着。連勝で決勝に進出した。

 2004年のアテネ五輪で銀メダルを獲得したチームスプリント(井上昌己、伏見俊昭ら)に触発され、自転車競技を始めた野上。全日本選手権、全日本大学対抗の1キロタイムトライアルで優勝を飾るなど、アマチュアでの実績を持って競輪界へ。決勝は援軍不在だが、練習で汗を流しまくったバンクが強い味方になるはず。デビュー初優勝へ果敢に仕掛けるだけだ。

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