【競輪】復調ムードを味方に決勝を狙う五反田豊和
「ミッドナイト競輪・F2」(17日、玉野)
じわじわと調子を上げている五反田豊和(40)=宮崎・80期=A3。初日7Rは先行した藤原俊太郎(岡山)の3番手を狙って飛び付いたが失敗。それでも落ち着いて車を下げ、4番手から最終3角過ぎに踏み上げて3着に入り、準決に進出。2場所前の岸和田2日目から6走連続で車券に絡む活躍を見せている。
現在はチャレンジ戦での戦いとなっているが、かつてはS級上位で活躍。1998年のルーキーチャンピオンでは2着に食い込むなど底力がある。逃げやまくりの自力だけでなく、飛び付きなど自在性も兼ね備えているのが大きな武器だ。
準決6Rは境啓亨(宮崎)の番手戦。相手も強化されているが、ルーキーをうまく援護して、優勝した昨年9月四日市以来の決勝進出を狙う。