【競輪】ルーキーの坂口楓華が大暴れをもくろむ
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(10日開幕、玉野)
ルーキーの坂口楓華(20)=京都・112期・L1=が先輩レーサーに力勝負を挑む。日本競輪学校で在校成績8位の実績で7月にデビュー。初陣を逃げ切って1着になり、その場所では準Vなど将来を期待される近畿期待のガールズ選手だ。他選手の警戒もあって不発の時もあるが、力を出し切る競走をモットーにしている。
ここまでは7場所を消化して、5回の決勝進出。安定した活躍を見せているが、優勝はまだない。同期では太田りゆ(埼玉)や梅川風子(東京)などが続々とデビュー初Vを飾っているだけに、坂口も負けていられない。
初日1Rの強敵は石井寛子(東京)。位置取りのうまさと直線で繰り出す鋭い決め脚が武器だが、自力型ではない。それだけに、坂口にとってはレースを組み立てやすいメンバー構成だ。しっかりと主導権を握って、ガールズ屈指の実力者を押さえ込む。