【高松競輪】林敬宏が準決も果敢に風を切る

 「CTC杯・F1」(21日、高松)

 林敬宏(30)=愛知・117期・A2=が、予選上位のスピードを発揮して勝ち上がった。

 初日3Rは、前受けから真崎章徳(佐賀)の上昇に合わせて赤板過ぎから突っ張り先行。番手の小西誠也(三重)が離れて、番手に真崎がハマる展開になったが、見事に逃げ切って1着ゲットだ。

 「前場所は突っ張れずラインに迷惑をかけたので、絶対(別線を)出させないつもりでした」。強い気持ちが好走につながった。今シリーズは師匠の山内卓也(愛知)と同時あっせん。「いつも自分のレースを見てくれているので」と、さらに気合が入っている。

 子どもの頃から野球に打ち込み、四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツに所属。俊足好打の外野手で、クラウチング気味の独特の打撃フォームから鋭い打球を放ち活躍。同リーグの北米遠征メンバーに選ばれた経歴を持つ。

 4月、小松島で落車。鎖骨などを痛めて復帰3場所目。着実に復調している。高松バンクは初登場で、「自転車が流れて走りやすかった。今回は全部、先行するつもりでやりたい」と好感触。準決4Rも果敢に風を切って突破する。

編集者のオススメ記事

高松競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス