【玉野競輪】秋山太洋 うれしいデビュー初勝利
「スピチャン杯アドバンスルーキー・F2」(4日、玉野)
秋山太洋(24)=東京・127期・A3=が初日6Rでデビュー初勝利を挙げた。
最終ホームは6番手だったが、2角からまくり上げた新垣慶晃(沖縄)を追走する形になり、2センターから外を猛然と踏み上げて直線で抜け出した。「このメンバーでもタテ脚はある方だと思っていたし、急いで仕掛けなくてもいいかなという感じでした。サラ脚だったし伸びていました」と笑みが浮かんだ。
小学生時代から野球に打ち込んだ。同じく高校球児だった犬伏湧也(徳島)の存在を知って、「競輪選手という職業を知り自分も目指そうと思った」と競輪界入りを決断した。
ルーキーシリーズ初戦の別府では落車があり、前場所の平は324着と不完全燃焼だった。それだけに「うれしいです。養成所でも2着が多かったので」と喜びをかみしめた。この勝利で勢いに乗って2日目もシャープに踏み込む。
