【玉野競輪】浅見隼 ラインなくても「いい先行ができた」

 「スピチャン杯アドバンスルーキー・F2」(4日、玉野)

 浅見隼(28)=福岡・115期・A1=が2R、打鐘4角手前から仕掛けて1着。スピードを発揮して最高のスタートを切った。

 レースは土屋壮登(埼玉)、浅見、福田要(宮崎)、林明宏(高知)、中沢孝之(大阪)、渡会啓介(愛知)、藤田洋平(徳島)で周回。浅見は土屋との車間を切りながらタイミングを狙って、一気のスパートで激走した。

 今回はフレームを戻して「いい感じでした」と笑顔。ラインがないケイリンアドバンスの初戦は、「ラインがある時よりいい先行ができました」と会心の内容だった。「出切ってからは後ろに味方がいないレース(形態)なので、いつもより早く踏み直した」と最後まで冷静に攻め抜いた。

 車番は競走得点順で決まるだけに「やっぱり(1番車での出走が)大きかった。外枠だとちょっと…という感じですね」と好枠からレースを進められるかも勝負の分岐点になることを実感した。

 予選2でも快走を見せてファイナル切符を手にする。

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