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向日町G3特集・【近畿地区】村上博幸

3年ぶりに地元記念へ参戦する村上博幸
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 「平安賞・G3」(9月2日開幕、向日町)

 3年ぶりに地元記念へ登場する村上博幸(42)=京都・86期・S1。ここ2年はあっせんこそ入っていたものの、直前のケガによって無念の欠場。主力の1人として今年こその思いは強いはずだ。

 藤木裕(京都)が優勝した3年前の当大会では近畿の4番手を固めて決勝2着。練習仲間の藤木の優勝に目を潤ませながら喜んだ。果敢に風を切った三谷竜生(奈良)に番手からすかさず踏んだ山田久徳(京都)と、まさに近畿勢らしい結束力が産んだ地元勢のワンツー決着だった。

 大団円で終わった2018年の地元記念から3年。2019年に阿部力也(宮城)、昨年は山田英明(佐賀)とここ2年は遠征勢が向日町記念を制覇。地元をはじめ、近畿勢が活躍の場を奪われることになってしまった。

 それでも今回は近畿勢が超強力なラインアップ。東京五輪代表を終えてから強行日程で参戦したG1・オールスター(平)でも力を存分に示した脇本雄太(福井)を筆頭に、兄の義弘、同期でタイトルホルダーの稲垣裕之(京都)と役者は勢ぞろい。地元記念奪還への条件は整った。追い込み選手としての的確な仕事とシャープな差し脚で地元ファンを沸かせるのは間違いないだろう。

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