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向日町G3特集・【南関東地区】大石剣士

今年も強烈なインパクトを残す大石剣士
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 「平安賞・G3」(9月2日開幕、向日町)

 強豪がひしめく南関東勢。若手機動型として成長を見せているのが大石剣士(25)=静岡・109期・S1=だ。同期の太田竜馬(徳島)のようにデビュー当初からとんとん拍子での出世ではなかったが、着実に磨いてきた脚力が昨年から開花。今年は日本選手権(京王閣)、高松宮記念杯(岸和田)、オールスター(平)とG1でも常連のメンバーとなり、7月からは自身初のS級1班となった。

 向日町記念は2年連続での参戦。新型コロナの影響で7車立てだったとはいえ、昨年は強烈なインパクトを残した。1次予選では先行で1着を手にし、迎えた2次予選。番手を回るのはチャンピオンユニホームをまとう佐藤慎太郎(福島)と2019年のグランプリ覇者が後位を固めるプレッシャーがかかる一戦となったが、果敢に主導権を握ると、迫る佐藤を振り切って1着。圧巻のレースを見せた。準決勝では大敗したが、最終日に再び佐藤との連係。この日は打鐘4角からまくる展開となったが、ここでも佐藤にかわされることなく1着。大きく自信を付けたシリーズとなった。

 今年の向日町記念は東京五輪代表の新田祐大(福島)、脇本雄太(福井)を中心に昨年に比べて相手関係が格段に上がったが、臆することなく力勝負を挑み、再びインパクトを残す。

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