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【関東地区】平原康多

向日町G3
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「平安賞・G3」(3日開幕、向日町)

 競輪界最強のオールラウンダー・平原康多(38)=埼玉・87期・SS=が絶大な存在感を見せる。

 近年はG1タイトルからは遠ざかっているものの、巧みなレース運びと軽快な脚力は健在。自力はもちろん、若手の機動型に前を任せた時の番手戦もそつなくこなす器用さを見せ、今年も賞金ランキング4位(25日現在)。今年G1を制覇している松浦悠士(広島)、脇本雄太(福井)、清水裕友(山口)の上位3人を除けば最上位で、8年連続となるグランプリ(12月30日・平塚)が見える位置に付けている。

 2場所前のG1・オールスター(名古屋)では初日のドリームレースの落車(携入9着)が響き、2次予選で敗退。4日目以降を欠場したが、「練習の感じで戦えると判断した」と早くも22日から開催された松戸記念へ参戦し決勝へ進出。準決で1着となり通算400勝を達成したが、「何勝とかはこだわりはない。その開催でしっかり走ることが自分の目標」と記録よりも、目の前のレースに全力を注ぐ構えだ。

 向日町への参戦歴は少ないが、2013年の開設63周年記念では決勝で先行して2着。番手の木暮安由(群馬)の優勝に大きく貢献した実績がある。

 今回参戦する遠征勢では間違いなく最強のレーサー。縦横無尽の立ち回りで必勝を期す地元勢を打ち砕く。

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