【奈良G3】「声援に応えられる走りを」と地元記念で快走する谷内健太
「平安賞in奈良・G3」(26日、奈良)
文句なしのレース内容で連勝を決めた谷内健太(25)=京都・125期・S2。8月の川崎でS級への特別昇級を決めて、S級デビュー戦が今回の地元記念。初日は突っ張り先行で押し切り、2次予選8Rも同様に正攻法からの突っ張り先行。後位の三谷竜生(奈良)の援護もあったとはいえ、三谷、稲川翔(大阪)と近畿が誇るタイトルホルダーも振り切って1着でゴール線を通過した。「三谷さんが車間を切っているのは見えていた。あとは自分がどれだけ残れるか。力を出し切れてよかった」と振り返った。
舞台は奈良とはいえ地元記念での激走。「すごい応援してくれて、力になる」とファンの力も後押しに快進撃が続いている。
グッと相手関係が上がる準決10Rは「まだまだチャレンジャー。最大限のことをして、結果が出ればいいし、ダメなら帰って修正。力を出し切りたい。声援に応えられる走りができれば」と支部の先輩である山田久徳(京都)-稲川を背負い、真っ向勝負でぶつかる。
