【向日町G3】藤木裕が地元ファンの声援を受けて激走 2次予選は強烈まくりで1着
「平安賞・G3」(24日、向日町)
地元で強烈な存在感を放っているの藤木裕(34)=京都・89期・S1。初日は好位を確保して一気のまくり。2次予選8Rは打鐘で8番手と厳しい位置になったがそこから強烈なダッシュで巻き返して1着。「向日町のファンのおかげです」と声援に感謝した。
今回は2013年以来となる地元記念参戦。久しぶりの舞台でいつも以上に気合の入った走りを見せている。「打鐘で終わったと思ったけど、そこから踏めた。同級生の村田君が後ろに付いていてくれたのも心強かった。一生懸命やってきた同級生と2人で勝ち上がれてうれしい」とワンツー決着に笑顔を見せた。
力強いレース内容で心身共に充実。「初日、2日目と長い距離を踏めているし、どんな展開になっても勝ちに行こうと思える。決勝が見えているし、上を目指したい気持ちになっている」と準決突破へ気合は満点。ファンの声援を力に変えて準決でも激走を見せる。