【福井G2】来年2月に地元熊本の全日本選抜を控える嘉永泰斗 狙うはVのみ「一発狙いたい」
「共同通信社杯競輪・G2」(14日・福井)
九州期待の星・嘉永泰斗(27)=熊本・113期・S1=が復活してきた。2021年10月に熊本記念(久留米開催)を優勝、23年3月のG2・ウィナーズカップ(別府)、同年9月のG2・共同通信社杯(青森)とビッグレースで決勝進出。タイトル奪取間近と思われたが、昨年はビッグレースでの決勝進出がゼロ。嘉永のブレークは終わったと思われていた。
しかし今年は8月のG1・オールスター(函館)で準決進出。直後の川崎F1も3連勝の完全優勝。今開催も1着こそないが、しっかり決勝へと勝ち上がった。「成績が良かった頃のセッティングに戻して、乗り方も良くなった。オールスターから手応えもあるし、決勝も一発狙いたい」と気合を入れる。
来年には地元熊本でG1・全日本選抜(26年2月20~23日)の開催が決まっている。「特選からスタートできればいいですね」と控えめに話すが、ここで優勝なら賞金ランキングは一気にジャンプアップが可能。近畿5車ラインに対して総力戦で抵抗する。
