【川崎競輪】“競輪サラブレッド”吉田茂生が爆走を誓う

 「海老澤清杯 桜花賞・G3ナイター」(20日、川崎)

 2次予選Bの2日目6Rで、吉田茂生(28)=岐阜・98期・S2=が先行して2着。2月の奈良記念以来、2回目のG3準決に勝ち上がった。

 打鐘で伊藤勝太-佐藤康紀がインを切ると、すかさず打鐘3角で川口公太朗-愛敬博之を連れてカマシ先行。最後は川口に差されたが、見事に岐阜ワンツーを決めた。「状態はかなり良くなっているかな。流れも悪くなく、ここまできている」と気配は増してきている。

 祖父の義昭(19期・引退)、父の喜一(58期・引退)と続く競輪一家の生まれ。

 「祖父には今でもバイク誘導で引っ張ってもらっている」と脚力は家族仕込みだ。

 「父は僕の成績をチェックしたら、妹にLINEで送っているみたい。コミュニケーションのため、いいように使われている」と笑う。

 吉田家の期待を背負って戦う川崎G3。自身初の記念決勝のステージを目指して“競輪サラブレッド”が豪快に駆ける。

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