【立川競輪】河村雅章が地元Vを目指して中石湊の番手勝負を宣言
「デイリースポーツ杯」(3日、立川)
立川所属の河村雅章(42)=東京・92期・S1=が意地を見せる。2日目12Rの準決は最終ホームで中石湊(北海道)-武藤龍生(埼玉)から少し離れてしまい、橋本強(愛媛)に位置を狙われてしまった。立て直して2着に入ったが表情は暗い。「自分が車間を空けてしまい、武藤君に迷惑を掛けてしまった。決勝に乗れたけど格好悪いですね」と申し訳なさそうに準決を振り返った。
決勝は準決でも連係した中石の先行1車のメンバー構成。河村は迷わず番手勝負を選択した。「初日特選で武藤君は勝負してくれた。決勝は自分が勝負しないとダメ。初手から競りの構成はデビュー以来初。中石君は強い。まずは位置を取れるように頑張ります」と気合を入れ直した。
ホームバンクの立川ではA級優勝はあるが、S級優勝はまだない。中石後位を奪ってこん身の差しを決める。
