「オールスター競輪・Ｇ１」（１２日、前橋）

　２日目７Ｒで実施された「ケイリンエボリューション（五輪ルール準拠レース）」は郡司浩平（２４）＝神奈川・９９期・Ｓ１＝が優勝した。

　７車立てで争われた一発勝負。ディスクホイールを使用したレースは序盤に好永晃、大薗宏、金成和幸、雨谷一樹、明田春喜、郡司、黒田淳で周回。残り１周半を告げる打鐘で好永がそのまま先行態勢に入ると、最終ホームで雨谷がスパート。２角で大薗が番手から合わせて出て行こうとするが、最終バックで６番手から郡司がまくり敢行。直線で外を踏んで、１着まで届いた。

　「落ち着いて行けるところで行こうと思った。序盤にそこまで動いていなかったので、サラ脚で行けた」と郡司。優勝賞金の１０２万円には「獲れると思ってなかったので、使い道は考えてなかったです。臨時収入みたいな物だから、これから考えたい」と笑顔を見せていた。