【競輪】村上義弘が復帰、即V

見事に優勝を飾り胴上げされる村上義弘(撮影・飯室逸平)
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「G3・平安賞」(3日・向日町競輪12R決勝)

 村上義弘が、魂の復帰即V‐。選手会脱退騒動による出場自粛勧告から今節が復帰初戦となった村上義弘(40)=京都・73期・SS=がゴール前で鋭く差し切り、10年2月の59周年以来となる4回目の平安賞V。27回目の記念優勝を飾った。2着に稲垣裕之、3着には石井秀治が入った。

 「ムラカミ~」「お兄ちゃ~ん」‐。絶叫にも近い地元ファンの大声援に後押しされるように、村上義の自転車が真っ先にゴールラインを駆け抜けた。

 レースは近畿の先陣を切った松岡が打鐘で発進。最終バックで番手まくりに出た稲垣を最後に村上義が捕らえた。最大のライバル・深谷に主導権を握らせない会心の勝利だった。

 本来なら出場することすらできなかった舞台で起こしたドラマチックな優勝だ。昨年末の選手会脱退問題で今年5月から1年間の出場自粛勧告を受けたが、6月23日に制裁軽減となり8月復帰が決定。初戦の舞台が地元記念に決まってからは急ピッチで仕上げるも、弟の村上博が「(兄が)一番仕上がってなかったと思う。やっぱりスーパースターはすごい」と話すように状態は決して万全ではなかった。

 近畿の力を結集してもぎ取った復帰即V。レース後は近畿の仲間に3度胴上げをされて「健(松岡)も稲垣もよく頑張ってくれた。後輩たちの気持ちに感謝して走った」と声を詰まらせた。

 「これからも競輪を盛り上げられたらいいと思う。自分たちに期待してくれたファンには、ありがたい以外の言葉が見つからないくらい感謝しています」。競輪人気復活へ絶対に欠かせない男がバンクに帰ってきた。

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