【競輪】SKE山田澪花の父ラストラン

 「日本選手権競輪・G1」(21日、名古屋)

 SKE48のチームEに所属する山田澪花の父で、競輪界で“帝王”と呼ばれた男がバンクに別れを告げた。山田裕仁(45)=岐阜・61期・S1=が21日、ラストランとなった名古屋競輪場の第67回日本選手権競輪1R一般で5着。「やり残したことはない。心残りは深谷(知広)君と走って力の差を見せつけられて、次の世代はコイツだと思いたかった」と話した。

 「引退します」と明言したものの、選手手帳の返上はせず、選手としての身分は変わらない。今後については白紙だが、選手会の脱会騒動などもあり「力を貸せるタイミングがあれば」と貢献するつもりでいる。

 山田は岐阜県出身の45歳。1988年5月3日の向日町でデビュー。同年9月8日の奈良で初1着、89年2月7日の西宮で初優勝を飾った。通算成績は2110走612勝。KEIRINグランプリを史上最多タイとなるV3。02、03年の日本選手権を連覇するなどG1でV6を挙げ、一時代を築いた。

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