「有力馬次走報」（１０日）

　◆目下３連勝中と勢いに乗るアルクトス（牡４歳、美浦・栗田）が、南部杯（１４日・盛岡、ダート１６００メートル）へ向けて美浦Ｐで単走追い。直線で軽く仕掛けられると、５Ｆ６７秒７－３８秒７－１１秒９をマークした。文句なしの仕上がりに、栗田師は開口一番「体使い、息遣いと良かった」と胸を張った。「先行力があるし、馬場が渋っても大丈夫。この相手にどこまでやれるか」と期待を込めた。

　◆京都大賞典５着のエタリオウ（牡４歳、栗東・友道）は引き続き横山典でジャパンＣ（１１月２４日・東京、芝２４００メートル）へ。僚馬のマカヒキ（牡６歳）は武豊で、ユーキャンスマイル（牡４歳）は岩田康で天皇賞・秋（２７日・東京、芝２０００メートル）に出走する。

　◆池江勢の動向。小倉記念１０着のカフェブリッツ（牡６歳）はカシオペアＳ（２７日・京都、芝１８００メートル）へ。関屋記念３着のソーグリッタリング（牡５歳）も同レースへ向かう。京都大賞典３着のシルヴァンシャー（牡４歳）は引き続き浜中でアルゼンチン共和国杯（１１月３日・東京、芝２５００メートル）へ向かう。

　◆みやこＳ（１１月３日・京都、ダート１８００メートル）に出走するインティ（牡５歳、栗東・野中）は、主戦の武豊が海外遠征を予定しているため、川田と新コンビを組む。

　◆武蔵野Ｓ（１１月９日・東京、ダート１６００メートル）に向かうデュープロセス（牡３歳、栗東・安田隆）の鞍上はルメールに決まった。シリウスＳ２着の僚馬アングライフェン（牡７歳）は北村友でみやこＳへ。プロキオンＳ２着のミッキーワイルド（牡４歳）は霜月Ｓ（１１月１７日・東京、ダート１４００メートル）で復帰する予定。

　◆次走にアルゼンチン共和国杯を予定しているアフリカンゴールド（セン４歳、栗東・西園）は、ルメールと新コンビを組む。僚馬で大井のレディスプレリュードを勝ったアンデスクイーン（牝５歳）はみやこＳに向かう。