エアスピネル、右前トウ骨の骨膜炎で中山記念をパス

 「有力馬次走報」(14日)

 ◆マイルCS2着のエアスピネル(牡5歳、栗東・笹田)が、右前トウ骨の骨膜炎で予定していた中山記念(25日・中山、芝1800メートル)を見送ることになった。「程度としては軽い。きょう放牧に出て、マイラーズC(4月22日・京都、芝1600メートル)から安田記念(6月3日・東京、芝1600メートル)へ」と笹田師。武豊に騎乗依頼済み。

 ◆香港ヴァーズ9着後、休養している昨年の菊花賞馬キセキ(牡4歳、栗東・角居)は来週帰厩。復帰戦は日経賞(3月24日・中山、芝2500メートル)か大阪杯(4月1日・阪神、芝2000メートル)の両にらみだが、「日経賞の方が可能性は高いと思います」と辻野助手。京都記念2着のアルアイン(牡4歳、栗東・池江)は予定通り大阪杯へ。

 ◆初音Sを快勝してオープン入りしたミリッサ(牝4歳、栗東・石坂)は、引き続き横山典とのコンビで阪神牝馬S(4月7日・阪神、芝1600メートル)に向かう方針。雲雀Sを制したワントゥワン(牝5歳、栗東・藤岡)は、阪神牝馬Sからヴィクトリアマイル(5月13日・東京、芝1600メートル)が目標。その前にレースを挟むかは思案中。

 ◆洛陽S2着のグァンチャーレ(牡6歳、栗東・北出)、4着アメリカズカップ(牡4歳、栗東・音無)は大阪城S(3月4日・阪神、芝1800メートル)に向かう。10着カワキタエンカ(牝4歳、栗東・浜田)は中山牝馬S(3月10日・中山、芝1800メートル)で巻き返しを狙う。

 ◆バレンタインSを制したレッドゲルニカ(牡5歳、美浦・藤沢和)はポラリスS(3月10日・阪神、ダート1400メートル)へ向かう。7着ブラゾンドゥリス(牡6歳、美浦・尾形和)は放牧へ。僚馬で11着のサノイチ(牡7歳、同)は総武S(3月4日・中山、ダート1800メートル)に向かう。

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