【有馬記念馬体診断】クロノジェネシス

 「有馬記念・G1」(12月27日・中山)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【クロノジェネシス B】

 約4カ月ぶりの天皇賞・秋(3着)では、張りのある馬体で毛ヅヤも申し分なく、すっきりと仕上がっていた。今回は初冬という時期でもあり、首や肩と腹回りに多少毛脚の長い冬毛が出ている。バゴ産駒でもともと皮膚の厚いタイプとはいえ、下腿(かたい)の血管が見えづらいのも気掛かりだ。

 それでも臀部(でんぶ)の毛ヅヤは前走時と変わりなく、馬体の張りは十分にあり合格点はつけられる。残りの1週間でどこまで好調時に近づけるかがポイントになる。芝2500メートルは初めてだが、体高と体長のバランスから十分にこなせそうだ。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉北村友を背に栗東CWで6F83秒3-38秒0-12秒3(馬なり)。僚馬ヴィッセン(9歳3勝クラス)を0秒9追走して併入した。軽快なフットワークで、最後までスピード感にあふれる動き。短期放牧から帰厩後もしっかりと乗り込まれており、馬体に緩みは見られない。直前追いできっちりと仕上がりそうだ。

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