【秋華賞馬体診断】デアリングタクト

 「秋華賞・G1」(18日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【デアリングタクト A】休養期間の長短はあるが約1カ月、しっかりと調教を積めているのは体質の強化を物語っている。オークスは東京までの長距離輸送を踏まえて膨らませていたが、今回はホームの京都競馬場が舞台。桜花賞同様にあばらをくっきりと見せているが、今回の方が始動が早い分、より研ぎ澄まされている。牝馬のトモのボリュームや丸みは牡馬ほど重要ではない印象はあるが、臀部(でんぶ)がへこんでいるのは桜花賞と同じ。週末と最終追いでそのあたりは張ってきそうだ。りりしい顔つきで精神が整っている点も強調材料。牝馬三冠に向けて視界は良好だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉松山を背に栗東CWで6F80秒5-12秒1(仕掛け)。帰厩後6本目の追い切り。直線で軽く追われるとシャープに反応した。ひと追いごとに馬体の張りが増しており、春と遜色のない状態にある。

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