【秋華賞馬体診断】リアアメリア
「秋華賞・G1」(18日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【リアアメリア A】ローズSはトモがこぢんまりとして細身のシルエット。ケイコの負荷を踏まえれば本番に照準を合わせているかと判断したが、結果は馬場と枠を生かして完勝した。関東遠征を考慮して、ふっくらとつくったオークスは見栄え十分だったが、輸送距離や馬場を考えれば、体脂肪の少ないスカッとした姿形にするのもこれまた正解だろう。前走時に比べると頭が上がった撮影のため正方形に見えるが、パーツ自体は大きく変わっていない。むしろトモが丸まり全体のバランスは良化した印象。引き続きいい状態で挑めそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東芝で6F78秒3-12秒8(馬なり)。道中はしっかりと折り合い、最後までスピードに乗った走りを披露した。休み明けで好走した反動は見られず、活気あふれる動き。ひと叩きして気配はさらに上向いている。