フェブラリーS馬体診断アルクトス
「フェブラリーS・G1」(23日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【アルクトス B】
胸前の厚みや肩のパワフルさに比べると、まだトモはパワーアップの余地。ただ、以前の緩さはなく、パンと張っているのは、成長と力を付けた証拠だ。うっすらとあばらが浮いているように、腹回りの脂肪も取れた。全体的なシルエットも長方形に見せるようになり、着実な進化を遂げている。オンとオフの切り替えも上手。リラックスした雰囲気も好印象だ。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉美浦南Wで5F69秒0-40秒2-13秒3(強め)。両サイドに手応えこそ見劣ったが、最後まで気を抜くことなく、力強くフィニッシュ。メリハリを利かせた乗り込みを消化できており、馬体もパンパンに張った状態。順調な仕上がりを見せる。