【朝日杯FS馬体診断】ダノンスマッシュ

 「朝日杯FS・G1」(12月17日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ダノンスマッシュ 評価B】

 詰まったローテーションで連勝を飾ったが、その後はここを目標に英気を養った。首差しはスラッとし、脚は長い細身のシルエット。胴の厚みとのバランスからすれば少し非力に映るが、立ち気味+長めのつなぎが繰り出す一瞬の脚は世代トップクラスだ。

 追い切り後の撮影だが、トモの臀部(でんぶ)や股部分が多少へこんでいるのは減点材料。ただ、週末と来週の調整次第でトモ全体に厚みが出ればもっと見栄えがする。肩の角度やストライドからすれば千六もぎりぎり守備範囲か。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東CWで6F78秒8-36秒9-11秒6(馬なり)。僚馬2頭を追走して0秒2先着。ラストは抑えたままでシャープな伸びを発揮。抜群の気配で駆け抜けた。間隔はあいたが、態勢は整っている。

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