【エリザベス女王杯馬体診断】ルージュバック
「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ルージュバック 評価A】
筋肉量が多い方ではなく、華奢に映ることが多いのだが、今回は全体的に丸みがあって、パンパンに張っている。毛ヅヤもピカピカで、写真でこれほど良く見せているのは珍しい。小さな顔に目立つ顎の張りは、しっかりと食べている証拠だ。胸前、肩回りをスカッと見せて、それに合わせたように、トモもコンパクト。無駄に筋肉が付きすぎていないことが、特徴である可動域の広いフォームにつながっているのだろう。状態は前走以上だ。
(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉
美浦Wで6F81秒9-38秒0-12秒8(馬なり)。長めから飛ばしたにもかかわらず、直線は持ったまま矢のように伸びて好時計。バネの利いたフットワークは前走以上の迫力があり、馬体もはち切れんばかり。絶好調だ。