【天皇賞・春馬体診断】シュヴァルグラン

 「天皇賞・春・G1」(4月30日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【シュヴァルグラン=評価B】

 余分な脂肪がつきにくい筋肉質の馬体は、馬体重以上にパワーを感じさせる。基本的に1週前撮影時はふっくら&がっちりと見せることが多かったが、今回はデビュー以来一番スカッと見せている。

 前走後の乗り出しが早かったことも大きな要因だが、今回は京都の3200メートル+高速馬場を踏まえ、短期間で意図的に馬体改革を進めてきた印象だ。この撮影後に1週前追い切りが行われたが、CWでハードに追われて好時計をマーク。トモがさらにパンとしてくる可能性は高い。

 個人的には爪の形から左回り巧者の印象は持っているが、いずれにしろ今回の馬体は初体験。そのためB評価にしたが、陣営の意気込みが感じられるシルエットだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F79秒5-37秒6-12秒7(一杯)。アドマイヤロケット(5歳1600万下)を1秒追走して0秒1先着。休み明けを好走した反動はなく、元気いっぱい。気配面も上々だ。

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