【天皇賞・春馬体診断】ゴールドアクター
「天皇賞・春・G1」(4月30日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ゴールドアクター=評価B】
大型馬らしく比較的ゆったりと見せるつくりだったが、全体的に研ぎ澄まされ、いつになくシャープなフォルム。首差しも長く見せてすっきりとしており、筋肉量も適度な分、これまでのようにがっしりとし過ぎていない。
変に力んだ様子もなく柔軟さが感じられる立ち姿。今回の体形面から距離自体は問題ないように映る。それでも当馬の場合は気性面が課題で、レース前の消耗度が焦点。少量の発汗なら普通だが、下見所で尻っぱねや目つきがキツくなっているようなら割引きが必要だろう。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで6F79秒7-37秒8-12秒5(強め)。追いだしてからの反応に甘さはあったが、勢いに乗ってからの走りはさすがと思わせるもの。馬体も引き締まっており、この1本でグッと良くなってくる。